着物の下に着る長襦袢にもマナーやルールがある

着物を着る際、着物の下にインナーのような役割を持っている長襦袢を着用します。

長襦袢の選び方で、着る人のマナーやセンスが垣間見れることもあるため、選び方を間違えないようにしたいものです。どのようなポイントがあるのでしょうか。

着付け

長襦袢とは。あまりにも無頓着な長襦袢選び

長襦袢とは、着物の下に着用する、インナーのようなものです。着物には格やマナー、ルールがあるため、着物選びには気を遣う人がほとんどですが、長襦袢に関しては無頓着な人も多く、着物と合わないもの、マナー違反なものなどさまざまなトラブルがあるようです。

本当の着物通は、襦袢にこだわるものなんです。長襦袢にもいくつかの種類があり、季節やシーンによって着替えることが必要となります。

ですがその前に、長襦袢を下着と勘違いし、素肌にいきなり着用するものであると考えている人が多くいます。

そもそも長襦袢は下着ではなく、インナーの役割をするものです。素肌に直接着用することは間違いであり、肌襦袢と呼ばれる下着代わりのものを着てから、長襦袢を羽織ります。

当日になって肌襦袢を用意してないなんてことのないよう、事前に忘れずに準備しておきましょう。

長襦袢を選ぶ際のポイントとマナー

長襦袢を選ぶ際に、どのようなポイントに注意して選べばいいのでしょうか。

長襦袢は着物の格や季節、着ていく場所など、多くの項目に留意しながら選ぶ必要があります。袖や裾からチラッとと見える襦袢は、着物のトータルコーディネートを考えるうえで、とても重要なのです。

長襦袢選びのポイント

  1. 10月から5月頃までは(あわせ。裏地のある生地)
  2. 夏6月から9~10月頃までは単衣(ひとえ)
  3. 上下に分かれている二部式襦袢はフォーマルNG
  4. フォーマルな黒留袖、留袖、喪服の礼装の場合は白一択(白糸の柄であれば柄もOK)
  5. 訪問着や付け下げなどは淡い色であればOK
  6. 小紋などカジュアル着物には柄物や大胆な色味で遊びもOK
  7. 長襦袢の下には汗を吸収しやすい綿素材の肌襦袢
  8. 上に着る着物の袖の長さを合わせる(袖口からのぞく長襦袢はみっともないとされる)


このようなポイントをチェックしたうえで、長襦袢選び、コーディネートを考えると、間違いがなくおすすめです。